HTML5で美しく

ハダカJapanのHTML5化ははじまったばかり、HTML5自体を勉強中なのでまとめていきます。

1002_20120423154000.jpgHTML5とは
 HTML5は、今やウェブ業界の流行語といっても良いほどの過熱ぶりです。HTML5は、名前の通り、HTML4の後継に当たる仕様です。とはいえ、HTML5に注目しているのは、ホームページを作成するウェブ制作者だけではありません。ウェブ業界に限らず、あらゆるIT関連業界で注目を浴びています。なぜ、これほどまでにHTML5が注目を浴びているのでしょうか。この理由は、大きく分けて2つあります。1つはマークアップです。もう1つはAPIです。

 マークアップは、とりわけウェブ制作者、中でもウェブページ製作の現場において重要です。これまでウェブページとは、W3Cという標準化団体が策定したHTML4やXHTML1.0と呼ばれるマークアップの仕様に基づいて作られてきました。HTML5は、その後継に当たるわけですから、当然のことながら、HTML5仕様ではマークアップに関する仕様が更新されています。HTML5では、さまざまな要素が追加されました。中でも、JavaScriptから図を描くために使うcanvas要素や、ビデオやオーディオを再生できるvideo要素、audio要素は今まで難しかったことが簡単に実装できます。

HTML5でAPIの標準化

APIの標準化

 次に、APIは、ウェブページで言えば、JavaScriptから扱うことができるさまざまな機能を指します。JavaScriptの世界では、この10年で大きな転機がありました。ウェブ業界の人なら誰でも知っているAJAXです。当時、AJAXは新たに開発されたテクノロジーではなく、それまで誰からも興味を持たれることなく眠っていた古い機能を掘り起こしたものでした。AJAXに使われるXMLHttpRequestは、Internet Explorer 5からMicrosoft社により実装されていた古いテクノロジーです。その後、他のブラウザも追随してXMLHttpRequestを実装するに至ったのです。それから、JavaScriptを使った動的なページや、ウェブ・アプリケーションが当たり前のようになってきました。しかし、JavaScriptから扱えるAPIは、これといったウェブ標準がなく、ブラウザによって大きくその実装が違うこともありました。そのため、ウェブ製作の現場ではクロスブラウザ対策が必要となり、JavaScriptによるウェブ・アプリケーション構築では、大きな妨げになっていました。

 HTML5では、マークアップだけでなく、これまで当たり前のように使われてきたAPIを標準化したことに大きな意味があります。さらに、旧来のAPIにとどまらず、現在ウェブ製作の現場から求められているさまざまなAPIが新たに策定されました。

 これまでRIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)を実現するためには、Adobe社が提供するFlashや、Microsoft社が提供するSilverlightといったプラグインに頼らざるを得ませんでした。こういった機能はウェブ標準として規定されていないこともあり、ブラウザにRIAに必要な機能が実装されていない、実装されていたとしてもブラウザによって使い方が違う、という大きな問題が横たわっていました。そのため、プラグインはウェブにとって必要不可欠なテクノロジーです。

 ところが、HTML5にはさまざまなAPIが規定され、さらに、ブラウザ・ベンダーが積極的にHTML5にかかわることで、この状況が大きく変わってきました。これまでプラグインでしか実現できなかったことが、ウェブ標準のAPIをJavaScriptから扱うことができるようになるのです。

 とはいえ、JavaScriptで、プラグインでしか実現できなかったことができるようになったところで、本来であれば、さほど大きなインパクトはないはずです。なぜなら、これまで通りプラグインを使えば良いからです。では、なぜ、それほどまでにHTML5が注目されたのでしょうか。

 話題のきっかけの1つとして、iPhoneとiPadが挙げられるでしょう。iPhoneとiPadでは、Apple社の方針によりFlashを利用することができません。RIAを実現するためには、HTML5に頼らざるを得ないのです。
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