青姦はなぜ青姦というか

青姦の「青」は野外を意味する『青天井』の略、「姦」は不正な男女の交わりを意味する『姦淫』の略である(参考:警察隠語類集)。つまり、青姦とは野外での性行為や野外での売春を意味する。

青姦は古くから使われている言葉『青邯(あおかんと読み、野外での居眠りの意。詳しくは下記関連語参照)』を意味的にもじったものと思われる。青天井というと昼間をイメージする。実際、青姦の多くは白昼に野外でする性行為を指すが、夜間のそうした行為に対しても青姦が使われることがある。

青姦しようよ現代の青姦は公園のベンチや木陰などで着衣のまま行われることが多いと言われている。

青姦とは、俗語であり、「青」は青空を指しているが、夜に行っても青姦という。その際に行う性行為については基本的に和姦を指しており、強姦は含まれない。語源についてはいくつか説があるので、併記する。青空の下での姦淫の略。

屋根が無いことを「青天井」と呼んでいた名残から、青天井下での姦淫の略。唐代の沈既済の小説『枕中記』に登場する「邯鄲の夢の枕」から枕の隠語として「邯鄲」が用いられた上に青空か青天井が加わり、「青邯」になったというもの。

かつては農村などで行なわれていた行為ではあるが、現代の日本の社会においては、公然と行えば刑法第174条公然わいせつ罪に相当する犯罪である。同意無く行為に及んだ場合は強制わいせつ罪、或いは強姦罪も適用される場合がある。海外においては、より厳格な規定が存在する場合がある。男性が性的興奮を我慢できず女性に性行為を迫る場合が多いが、必ずしもそうであるとは言えない。女性から男性に迫る場合もあれば、男性同性愛者同士が公園などで行い(発展場も参照)、公然わいせつ罪で摘発されることもある。

ラブホテルが一般に普及する1965年代までは、日本の住宅事情の悪さもあって、若い男女が屋外で性行為に及ぶという選択肢は存在していた。1955年代の邦画で、男女が野山でのハイキングを楽しむシーンは当時の登山・ハイキングブームの反映であり、必ずしも屋外での性交を暗示するものではないが、既に肉体関係を結んでいるか、そうなることを望む男女が人の少ない山中で性行為に及ぶことは、ありえなくはなかった。

その後は、ラブホテルの普及と住宅事情の若干の改善により、次第に下火になっていった。近年では、特に刺激を求める男女が行なう程度であり、その行為が目撃されることは当時ほど多くはない。また、自動車の普及により、カーセックスという選択肢も生まれている。


青姦を行う際は、性的興奮を煽るべくわざと周りに人がいる場所を選ぶ場合と、人目を懸念して全く人気の無い場所を選ぶ場合がある。1980年代以降、成人向け漫画やポルノ映画では、深夜の公園やマンションのベランダなどで覗き見られていることに構わず青姦を行うカップルが描かれることが多くなった。

また、青年誌や深夜番組など性的なメディアによって、屋外での、もしくは衆人環視の性行為が実態以上に喧伝される傾向にあり、タブーと見なさない層を生んでいる。近年では、若い男女が人目を気にせずに抱き合う、抱擁する、キスを交わすといった旨の行為も散見される。
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